自死遺族になって〜心身の不調
自死遺族になって〜心身の不調
前回は姉の自死についてでしたが、
今回は私の心身の不調に関してです。
前回の記事はこちら。
自分の心身の不調を書いて、
心配してもらいたいのではなく、
同じような不調を感じた人が「自分だけではないんだ、他にも感じている人がいるんだ」
と感じてもらいたいからです。
もし、同じように苦しんでいる人がいたら、
少しでもその辛さが和らぐことになればと思います。
グリーフという言葉知ってますか?
グリーフという言葉、私は自死遺族になって半年くらいして知るようになりました。
グリーフというのは日本語にすると「悲嘆(ひたん)」と訳されるそうです。
深い悲しみとも言われていて、
大切な人を失った(喪失)時に起こる心身の反応を言うそうです。
ネットで調べると色々出てきます。
リンクをいくつか貼ります。
このグリーフというのは、死別のみならず、
- ペットとの別れ
- 離婚
- 離職
- 引っ越し
などなど、様々な喪失の時にも起こります。
そして、この反応は誰にでも起こりうる自然な反応だということです。
この反応には色んなものがあるのですが、
私が姉を自死で亡くして感じた症状を書きます。
※グリーフの症状は個人によって症状も違いますし、症状がないから変というものではないです。
私の心身に起こったこと
姉から遺書が届いた頃から以下の症状がでました。
- 眠れない
- 起きた時に夢と現実の区別がつかない
- 頭痛
- 疲れが取れない
- 集中ができない
- 物忘れが多くなる
- 人の話していることが耳に入ってこない
- 生きてる感じがしない
- 心臓が急にドキドキする
- 涙が出ない(出し方がわからない)
主には上記の症状がありました。
症状が出始めて半年後、休職する
姉の行方不明届けを出してから、判明するまでの約2ヶ月、
仕事に打ち込むことで現実から逃避したく、残業をたくさんしました。
でも、きっとこんなことをしたら、何ヶ月かで体がおかしくなるだろう
というのは分かりきってました。でもそうするしかなかったのです。
姉の自死が判明してからは、これらの症状がもっと強くなってきて、
これ以上働いてたら、自分が自分でなくなる
という思いになり、心療内科に行き、休職するようになりました。
休職時の心療内科の話やこれらの症状はその後どうなったのかはまた今度したいと思います。
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